2016年7月30日@オークランド
今日はアメリカ人が帰国してしまう日。
ということで、このヒッチハイク旅は
今日が最終日でした。
アメリカ人はチェックアウトを済ませ、
荷物を荷物置き場へ置きに行きました。
ちなみに、
バックパッカーズホステル(以後バッパーと言います)では、
チェックイン時間の前やチェックアウト時間後に
荷物を預かってもらいたい場合は
基本的に預かっておいてくれます。
入れ替わりの多いバッパーは、
チェックアウト後に清掃係/ハウスキーパーが
部屋及びシャワーやトイレなど
共有場所の清掃や、
ベッドシーツの交換などを行うので、
チェックアウト時間には厳しいです。
あと、ホテルのように
サービスがとても充実しているわけではないので、
チェックアウトの時に
ベッドシーツを自分で剥がして
持って行かなくてはいけないところが多いです。
そして、荷物置き場は
バッパーの受付横やロビーにあることが多いです。
場所によっては
自由に自分で置いておくという所もあれば、
受付がカギをかけて
管理してくれるところもあります。
このように時間に厳しく、
しっかり鍵をかけて管理するところは、
都会に多いと思います。
少し小さい街のバッパーとかは、
チェックイン・アウト時間に限らず
部屋へ入れてくれるところもあります。
そして、この荷物預かりサービスを
無料でしてくれるところもあれば、
有料でするところもあるので、
もし荷物を預けたいのであれば、
しっかり確認した方がいいです。
アメリカ人はオークランド空港までの
バスを午後に予約していたので、
それまでまた市内散策へ行きました。
そこで、アメリカ人が
カジノへ
行きたい
と言い出しました。
確かに、前回はドイツ人の子の
年齢制限で行けなかったので、
私たちは行けるであろうということで、
社会経験としてカジノへ。
ガタイの大きいセキュリティースタッフに
パスポートを見せて、いざ中へ。
映画の世界のカジノでは
みんな正装してみんな金持ちに見えるのですが、
観光客も多いのか、みんな飲みながら
いろいろとゲームをやっていました。
カジノでやっている
ゲームで知っているのと言ったら
ポーカーとか、ルーレットのみでした。
ですが、ルールは全く知らず。
2人で
絶対NZ$5しか使わないようにしようと誓い、
どのゲームをやるか
いろいろと見て回っていました。
簡単そうなスロットとかもありましたが、
結局ルーレットをすることに。
確か、ディーラーにNZ$5を渡して、
コインと交換してもらい、
賭けたいところへコインを置いて
ルーレットで何が出るかを待つのみでした。
これなら、細かいルールもないから
大丈夫だろうと思ってやってみましたが、
案の定秒殺。
やる前に誓ったのもあり、
あまりお金を使いたくないのもあったので、
NZ$5のみで
潔くカジノを後にすることができました。笑
パチンコへ行ったことがない私ですが、
パチンコより先に
カジノへ行くことができたとは。。。
正直自分でもびっくりしましたが、
旅をしていて、
今しか行けないだろうと思ったから
行けたんだなと思います。
負けるのが嫌いなので、
もう行くことはないだろうと思いました。笑
さて、その後は、ホットクを食べにいき、
気づいたらお別れの時間。
荷物をバッパーまで取りに行き、
私は見送りのためにバス停までついて行きました。
たった22日間
一緒に旅をしただけの仲でしたが、
ドイツ人の子も中国人の子もですが、
気持ち的には
半年くらい一緒に住んでいたかのような気持ちでした。
それだけ、
異国で一緒に経験することは思い入れもあるし、
ただ一緒にいたのとは違う感情でした。
もちろん別れは悲しいですが、
この時の感情は
別れの時の寂しさではなく、
なんと言いますか、
またいつかどこかで会えるよ
っというような前向きな感情でもありました。
その意味も込めての
See you laterという挨拶に
なったんだと思います。
たまに、友達に、
Hope our paths will cross again
/また巡り合えますように
と言われることがありました。
私たちの母国は違うけど、
同じ地球に住んでいるから、
いつかまた巡り合えるよねという
ある意味運命を感じるようなこの言い方も、
同じ時間を過ごした
間柄だからこそ出てくる言葉だと思います。
以前も
別れ際についてお話させていただきましたが、
最初の頃はただただ悲しみが
溢れ出ていた別れ方でしたが、
何度も経験をし、
出会った友達との時間の濃さが
濃くなっていけば行くほど
この別れ際の感情が変化していき、
別れではなく、
ただ私たちの時を次回まで止めて、
その次回を楽しむような声のかけ方を
できる人たちに出会えた旅が
また私を旅中毒にさせているんだなと思います。
長いようで短かった22日間でした。
もちろん
全てがうまく行っていたわけではないですが、
たくさんの初めての体験や、
息をのむほどの絶景の数々を目の当たりにし、
文化も言葉も違う3人が
一緒にやりたいことを成し遂げて行った日々は、
本当に本当に貴重で贅沢な時間でした。
この時から早5年。
彼らに再会はまだできてはいないですが、
ドイツ・アメリカ・日本の中間地点で集まって
またバックパックを背負いながら
親指立てて歩きたいなと思いました。
これにてヒッチハイク旅
完
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