2014年9月@メルボルン
12週間の語学学校生活が終わり、
まずは仕事探しをしました。
ちなみに、
オーストラリア滞在中、
家賃の支払いとか、
語学学校の就学期間などは、
正確に1週間/7日にするためか、
家賃1か月分、
就学期間3か月
とは言わず、
家賃4週間分
就学期間12週間
と言っていました。
あと、給料の支払い方は、
日本が月給なのに対し、
オーストラリアは週給が
多かったです。
そして、
チップ制もありましたが、
他の西洋の国のように必ずとか
支払いの1割分とかという
決まりはなく、
本当に感謝の気持ちという
意味でチップを渡す人が
多かったと思います。
いただいたチップは
レストランでしたら、
だいたいお会計の横にチップ置き場があり、
そこにたまったチップを給料の時に
みんなで分配していました。
仕事探しは、
まずレジュメを書いて
それを配るというのが多いです。
レジュメは
語学学校の時に
授業でもやってくれたし、
友達にも教えてもらって
作成しました。
日本の履歴書みたいに
書くことがもう用紙にプリントされていて
それを埋めるという形ではなく、
パソコンで基本的な情報を入力して
1から作成しました。
友達のレジュメを見せてもらって
テンプレートはあったので、
それを自分用に変えるだけで
意外とすぐにできたから
よかったです。
語学学校に通っている時でも、
南米の子とかはすぐに
掃除やウエイターの仕事を入れて
勉強も仕事も両立していましたが、
私には
そんな勇気がありませんでした。
たった3ヶ月の学生生活。
しっかり勉強して、
しっかり友達とも遊んで
たくさんの思い出を作りたいと
思っていたので、
仕事探しは
語学学校卒業後に本腰を入れました。
よく、お店にレジュメを配りまくったとか
聞いたことありましたが、
私は働きたい分野が決まっていました。
以前は整形外科で
リハビリをしていたこともあり、
経験のためにも
マッサージの仕事がしたいと
思っていたので、
ジャパニーズマッサージの店舗へ
おなじみのGumtreeを使って、
メールを送りまくっていました。
ジャパニーズマッサージは、
ドライマッサージ/指圧
を含むマッサージ屋さんでした。
ジャパニーズと言っているので、
従業員は日本人が多いですが、
韓国人や台湾人のスタッフも
いました。
メールの返事が来たのは
1件だけでしたが、
すぐに面接をしてもらえました。
店舗はメルボルンの中心街にある
ショッピングセンター内。
社長さんと面接した後に、
店舗店長さんに
実技試験をしていただき、
経験者ということもあり、
採用してもらいました。
その後、3日ほど
そこの店舗で研修をしました。
オーストラリアでは、
日本のように指圧ではなく、
オイルマッサージが主流でした。
オイルマッサージは
やったことがなかったので、
とても勉強になりました。
まずはベテランさんに
見本をしてもらい、それを
うつ伏せで上半身、下半身、仰向けの
3日に分けて指導してもらいました。
一緒に研修を受けたのは
同じ日本人の女の子で、
その子はマッサージ経験が
なかったので、じっくり時間をかけて
研修を受けていました。
学生時代に、一時期
リラクゼーションマッサージで
働いたことがありましたが、
それに近いマッサージ屋さんでした。
ちなみに、
オーストラリアでは、
マッサージの資格などはなくても
経験があればできました。
オーストラリアの国家資格みたいな
“リメディアルマッサージ”
という資格を持っていれば、
保険治療やより高度な治療も
できるそうです。
採用してもらったマッサージ屋さんは
メルボルンに3店舗ありましたが、
研修後、
私は3号店に行くことになりました。
オープンは遅めの朝10時からで、
クローズは21時でした。
メルボルン中心地ということで、
通勤はとてもしやすかったです。
出勤初日、
出勤時間よりも早めに行き、
他のスタッフにも挨拶。
そして、先輩方にオープン準備の仕方など
たくさん教えてもらいました。
私が働かせていただくことになった
店舗は、他の店舗に比べて
国際色豊かで、
台湾人のスタッフも一緒でした。
なので説明は英語。
店長は日本人だったので
助かりました。
日本の
リラクゼーションマッサージでの
仕事も経験したので、
それと比べるとですが、
初回ご利用の方には、
同意書を読んでもらい、
必ずサインをしてもらう
必要がありました。
もちろん、
ここでどのようなことを
やるのかなどの説明なのですが、
オーストラリアでは、
セクシャルマッサージが合法で、
お客さんによってはそれを
求めてくる人もいるというので、
“それは絶対に行えません”
という同意書でもありました。
初日は詳しくは覚えてないですが、
入っていて1人だと思います。
店舗内は個室が何部屋かあったので、
最初はなれなかったです。
もちろん、
今までやっていた指圧と比べると
やり方も、流れも、
お客さんの張り具合も
全く違うので、
とてもぎこちなかったと思います。
ですが、まずオーストラリアで
マッサージの仕事ができた
という達成感は大きかったです。
完全歩合制の店だったので、
忙しくない時は勉強したり、
他の職員に施術を見てもらったりしていました。
そこから、4か月ほど
他の店舗にも移動しながらも
そこのマッサージ屋さんで
働かせていただき、
いろんなスタッフにも会え、
充実した日々を過ごしていました。
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