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月経カップ

エコ

以前は私が「環境問題に気付いたきっかけ」について

お話させていただきました。

今回は、環境問題について教えてくれた友達について

お話させていただきたいと思います!

2017年9月1日、

高速バスに12時間揺られ

オーストラリア西部のコーラルベイにたどり着いた私は

少し焦っていた。

オーストラリアのダーウィンから旅を始め、

早2週間。

ホリデー真っただ中のオーストラリアでは車を借りることができず、

ヒッチハイクや車で旅している人たちに相乗りさせてもらって

コーラルベイまでたどり着いたが、

この後の移動手段の選択肢があまりなかったのでした。

なお、ダーウィンからコーラルベイまでの道のりは

また少しずつお話させていただきたいと思います

午後の4時くらいにコーラルベイに着き、

まずはユースホステルにチェックインをし、荷物を降ろして

長旅で体が痛かったので

とりあえず町中を歩くことにしました。

と言ってもオーストラリアの田舎町。

ビーチが有名な場所でしたが、

みんな基本的に車で移動するため、

買い物できるところは小さなお店のみ。

とりあえず、

水着を洋服の下に着てビーチまで歩いていき、

半身浸かりながらどうしようかなと途方に暮れていました。

オーストラリア北部もビーチはキレイですが、

ワニがいるので入れるところはなく、

ただただ灼熱の旅だったので

きれいなビーチでのんびりできたのは,つかの間の幸せでした。

ユースホステルにチェックインした時に、

次、コーラルべイから南に出発するバスをチェックしたり、

掲示板やフェイスブックを見てパース方面を旅する人を探しましたが、

自分に合った条件はなく、

ナショナルパークをあきらめてそのままパースに向かうか、

ここで数日間のんびり過ごすか

考えなくてはいけないなと思っていました。

久しぶりの透明度の高い海。

気温が高いから水温も高く、

いくらでも入っていられるなあと思い、

この旅で覚えたシュノーケリングをして海に心を癒されていました。

シュノーケリングを終えてビーチに戻ろうとしたら、

1人の女性が海に向かって行き、

シュノーケリングをし始めました。

私と同じことやってるなーってぼーっとしながら眺めていたら、

目が合い、話しかけてくれました。

きれいな海だねーから始まった会話でしたが、

お互いにここに来たいきさつを話し始めました。

彼女はドイツ人で彼氏とハイエースで旅をしていたのですが、

仕事の関係で彼だけ帰国してしまい、

1人で旅を始めたとのことでした。

だけど、1人でハイエースでオーストラリアの田舎を旅するのは

とてもコストもかかるので人を探していたとのことでした。

これは何という偶然と言わんばかりに

私は自分のダーウィンからの旅を話して、

パース方面に向かっているけど、

今手段があまりなくて

と、彼女に伝え、

じゃあ一緒に、、、行っちゃう。。。?

という雰囲気にもなりましたが、

お互いに我に返ったのか、

いや、でも出会って数分の人と2週間も旅なんて大丈夫かなと考えてしまい、

とりあえず、一晩考えようって言って別れました。

その日の晩は、久々にベッドでゆっくりと寝れるので、早めに寝ました。

そして次の日。

ゆっくり起きてからまたビーチへ。

そして彼女にまた巡り合い、

正式にパースまで旅することに決まりました。

彼女の車に乗せてもらって、

数日の旅行日程を話し合い、自分たちの事も話し合い。

最初に言われたのは、

私、ベジタリアンだから

とのことでした。

灼熱で旅をしている以上、

お肉はなかなか食べることができなかったので、

2週間ベジタリアン生活!

いいじゃんとそれも楽しみでした。

彼女との旅もまた追ってお話させていただきますが、

この2週間は私の環境問題への関心をさらに高めた旅になりました。

車での移動時間や、

ハイキング中などとにかく話せる時間が多かった旅で、

あまり仲が深くない関係なのにこんなにさらけ出せてしまったのは、

彼女の人柄もあると思いました。

当時、私はドイツ人の彼氏がいて、

ドイツ人男性の事や、ドイツ語講座、

日本語講座など旅ではよくある話しから、

人生の価値観など深い話までしました。

彼女はドイツにいたときはヴィーガンで、

動物愛護や環境問題から

食べ物にも気を遣うようになったと言っていました。

彼女が読んだ環境問題や動物愛護に関する書籍を紹介してもらったり、

ハイエースで旅する上でのエコフレンドリーも学ばせてもらいました。

彼女が話すことすべてが私には衝撃的な内容ばかりで、

今までの“普通”が人間以外には“普通ではない”というのを

改めて知ることができました。

オーガニック先進国オーストラリアでは、

オーガニック製品が他の商品と

そんなに変わらない価格で買えることができるので、

いいブランドとしか思えてなかった私にとって、

オーガニック製品を選ぶ意味を1から教えてくれた人でした

以前に何度か他の旅グループに参加させてもらって

一緒にキャンプ/車中生活をした経験があったので、

そのつもりでいたのですが、彼女の旅の仕方は一味違いました。

  • 月経カップ
  • 既製品のパスタソースなどは買わず、塩・胡椒・ハーブを使う
  • 用を足した後のトイレットペーパーは回収
  • 節水
  • ビーチでヨガや自然の中で瞑想

などなど。

これはキャンプをよくする人にとっては

普通の事なのかもしれないですが、

旅をし始めてからキャンプを学んだ私にとっては

こういうキャンプの仕方もあるのだな、

やり方によって、ごみをだいぶ減らすことができるのだなと学べました。

環境問題に気づいてから、

人の行動を目の当たりにして

自分の行動を改めなおすと決めた日までは

だいぶ時間は経ってしまいましたが、

私にとってはとても貴重な時間でした。

この2週間で私の環境問題への関心はさらに高まり、

知らなきゃいけないことはまだまだあると思えるようになった、

ある意味人生のターニングポイントでした。

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