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ヒッチハイク旅初日

ニュージーランド

2016年7月9日@ワンガヌイ

前日の飲みからの朝は、

少しゆっくりでした。

が、

私はまず、受付へ行って、

今日出ます

と話すところから始まりました。

今日出る予定の

アメリカ人と

ドイツ人に

ついて行って、

旅してきます。

といい、

そうなの、

よかったわね

と言ってもらって

出ることになったんですが。

もうひと交渉。

1週間分の

家賃って少し

返ってきたり

しませんか。。。?

今となっては、

だいぶ無理な要望でした。

実質、泊ってないけど、

私の分を取っておいてくれたと

思っていればよかったけど、

その時はまだ仕事もしてなかったので、

少しでも旅の資金が欲しい

と思ってしまい、

勢いのまま交渉してしまいました。

最初は、

だめなの。

ごめんなさいね

と言われたが、

旅するから

少しでも資金が

欲しいんです

と少し念押ししたら、

。。。わかったわ

と言って、

家賃数日分を返金してくれました

優しいオーナーさんでよかった!

本当にありがとうございました。泣

そこのホステルには

2週間ほどの滞在で、

長期滞在している

インド人やスリランカ人が多数、

ワーホリで仕事をしている人も多数で、

みんなすごく気さくに話しかけてくれました。

オーナー家族はドイツ人で、

優しくて眼鏡をかけたお父さんと、

よくパンを焼いて

みんなに振舞ってくれたお母さんと

子供が3-4人と犬3匹。

大きなキッチンで、

インド人学生たちが

よくカレーを作っていて

分けてもらっていました。

インド人のカレーは本当にうまい!

そんなのどかで、

いい場所にあり、

住人もみんな優しくていいところ

だったので、

たった2週間で出てしまうのは

心残りでしたが、

さようならじゃない、

また今度

と言って出ました。

出発前にサタデーマーケットへ

行きました。

他の2人が行きたいとのことで、

ワンガヌイでの

思い出作りにもなりました。

先にイギリス人の子が出ていき、

みんなでまたねー元気でねって

言って見送り、

次は私たちの番!

オーナーさんに、

ヒッチハイクで拾ってもらえそうな

場所まで送っていただき、

別れました。

ついに

ヒッチハイク

旅だー!

と内心とてもとても

楽しみにしていました。

私たちが降ろしてもらったところは

ワンガヌイからタラナキ方面へ行った

ステイツハイウェイ3の路肩。

幅広い路肩だったので、

車も止まりやすいだろうという

狙いでした。

目指すはニュープリマスという、

富士山に似た山、“タラナキ山”の

北西に位置する街でした。

なぜそこを目指すのかというと。。。

アメリカ人の子が

タラナキ山に登りたい

と言ったからです。

7月というと

南半球では冬になります。

タラナキ山の高さは約2500m。

通常、雪山になっていて、

登れるかはわからなかったですか、

目指しました。笑

路肩で立っていた時は、

通る車1台1台にお決まりの

親指を立てて待っていました。

そして、15分くらい経ったら

1台の車が止まってくれました。

運転手は女性で、

その女性はニュープリマスまでは

行かないとのことでしたが、

その途中までならと言って、

快く引き受けてくれました。

人生初めてのヒッチハイクは

長く待たずにすみました。

車の中では、

アメリカ人の子が助手席に座り、

私とドイツ人の子が

後部座席に座って、

ニュージーランドは長いの?

とか今までどこ行ったのとか

私たちのことについて

いろいろ質問をしてくれて、

ずーっと話していました。

正直、私は

ニュージーランドへ来てまだ数週間で、

ニュージーランド訛りに

まだ慣れてなかったので、

幸い、イングリッシュスピーカーが

いたのでよかったーと

内心では思っていました。笑

オーストリア訛りと

ニュージーランド訛りは

そんな大差ないかと思いますが、

スラングがよくまだわかっていませんでした。

車に乗って大体1時間半ほど経ち、

その女性にまた

ヒッチハイカーを拾ってくれそうな

場所で降ろしてもらい、

ファーストヒッチハイクは終わりました。

拾う方は

どんな人が乗るかわからないから

心配だと思いますが

(現に私の母が最近、

東名のサービスエリアで

ヒッチハイカーを見つけて

そんなことを言っていました。)、

ファーストヒッチハイクを終えてみて

思ったのは、

旅の醍醐味である、

地元の人との交流と情報を得る

という意味では

とてもいいのではないかと思いました。

さて、ニュープリマスまでは

残り30分ほど。

降ろしてもらったところは

住宅地みたいなところでしたが

また親指立てて路肩で待っていたら、

今度は男性が拾ってくれました。

その後は順調に

ニュープリマスまでたどり着き、

予約したバックパッカーズホステル

(以後、バッパーと言います)

の近くまで送ってもらいました。

そこまではまだ

ただ移動したという感じがして、

その後、

バッパーでチェックインを済ませ、

部屋へ移動して

荷物を降ろしたときに気が抜けたのか、

やーっとたどり着いた

しかもヒッチハイクで!

という気持ちが湧き上がってきて、

疲れよりかは喜びの方が勝っていて、

みんなで喜び合いました。

その後は、

海岸へ行ってサンセットを見て、

みんなで夕飯の買い物。

そして夕飯を食べて

ゆーっくり寝ました!

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